頼んで良かった!
プロにまかせると、その防水加工(撥水加工)の違いにビックリ!
来週はいよいよ楽しみにしていたゴルフ。
でも天気予報が雨模様。毎日、何回見直しても雨。しかも大きな傘マークと風・・・。
前回も雨の中のゴルフで、服には防水スプレーをたっぷり噴射。
でも結局はビシャビシャ。カッパはゴワゴワして動きやリズムが悪くなるし・・・
そこで今回は思い切ってクリーニングに出して、撥水加工をお願いすることにしました。
そしていよいよ本番当日。寒い風の中、結構な雨の勢い。
けど、気になるダウンベストを見ると、見事に雨を弾いています!
コロンと丸いキレイな水玉が次々とできると、なんだかうれしくなります。
ズボンもとにかく雨のシミが、まったくできません。
凄いね!撥水クリーニング!
でもどうしてクリーニングに出すと、そんなに違うの?
目次
なぜクリーニング店の撥水加工はそんなに凄いのか
クリーニング店の撥水加工は、フッ素樹脂やシリコン樹脂が使われます。
これらの成分を衣類に漬け込んだり、ムラなく噴霧した後、熱乾燥を行います。
水滴よりも小さな成分がトゲ状に付着することで、衣類に水分を透しにくくします。
撥水加工は布目の隙間が塞がれないため、空気や蒸気は通り抜け易く、蒸れにくいのが特徴です。
撥水加工を行った衣服は、水滴を拭き取るだけで生地への浸透を防ぐことができます。
これらの作業を市販の防水スプレーで対応することは困難です。
比較すると・・・
①クリーニング店での撥水加工
撥水剤の粒子が細かく、衣類の奥まで撥水剤が浸透できる
ムラなく噴霧を行っている
熱乾燥でコーティングするため効果が高まり、水分が染み込まない
②市販の防水スプレー
撥水剤の粒子が大きく、衣類の奥まで届かない
どうしてもムラができやすく、防水できていない部分が残る
自然乾燥だと撥水効果が不十分で、水は弾いてもしばらくすると浸透してきてしまう
撥水スプレーの方が他の衣服にも使うことができ便利で、値段も500円~900円程度とお手軽です。
しかし、クリーニングは撥水効果と比較的リーズナブルな料金設定のため、その差は歴然です。
やっぱりプロの仕上げは違うね!
でも、撥水クリーニングのメリットってどんなことがあるの?
クリーニング撥水加工のメリット
①衣服のダメージやカビを予防
撥水加工をすることで、水分が衣服に染み込むことを防ぐことができます。
水分が染み込まないということは、湿気によるカビの発生を予防できます。
さらに生地に水分が染み込んだままにしていると、生地が縮んでしまう可能性があります。
撥水加工によって、衣服のダメージを和らげることもできるんです。
②汚れの防止
衣服には知らないうちに、いろいろな汚れが付着します。
ジュースやコーヒーをこぼしたり、醤油が散ってきたり・・・
撥水加工をしていると衣類へ染み込む前に、しっかりと弾いてくれます。
すぐに拭き取れば衣服へのダメージを防ぐことができ、シミ抜きを依頼する必要がなくなります。
撥水はプロにまかせれば安心ね
でもこんなに助かる撥水加工って、一体いくらするのかしら?
クリーニング撥水加工の料金
クリーニングの撥水加工料金は、店舗によって異なります。クリーニングの料金に含まれていることもあります。
衣類の種類に関わらず均一料金としている店舗もあれば、衣類ごとに料金を設定している店舗もあります。
クリーニング店に持ち込んだ場合
業者名 | 料金 |
ホワイト急便 | 400円~ |
白洋舎 | 600円~ |
うさちゃんクリーニング | 418円~ |
ポニークリーニング | 500円~ |
宅配業者に依頼した場合
業者名 | 料金 |
リナビス | 1,078円~ |
ネクシー | 950円~ |
リネット | 1,200円~ |
市販の防水スプレーを購入し、その効果を比較するのであれば、比較的リーズナブルな料金設定です。
家計にも優しく、やっぱり撥水はクリーニングね
でもいいことばかりなの?やっぱり生地に悪くないのかしら?
撥水加工による生地への影響
クリーニングで防水加工を行うことで生地を傷めてしまったり、変色してしまうことはありません。
逆に雨や雪、汚れから衣服を守ってくれることで、きれいな状態をキープできるメリットがあります。
汚れにくくなることでクリーニングに出す回数を減らすこともできますし、うっかり汚してしまった
時のシミ抜き加工をお願いすることもなくなります。
生地へのダメージを和らげることで色あせまで予防することができ、結果として長く衣服を使って
いくことができます。
特に衣服を購入した時は汚れが付着する前に、まずは撥水加工を行っておくと衣服を新品の状態で
長く着ていくことができます。
クリーニング撥水加工の注意点!
しかし撥水加工は万能で便利なことばかりではありません。
セーターなどのニットに撥水加工を行うと、ゴワゴワしてニットの柔らかさを失ってしまいます。
Tシャツやワイシャツなど直接肌に触れる衣服は、汗を弾いてしまうため不向きです。
便利な撥水加工ですが、用途や目的によって使い分けが必要です。
購入した衣服は人それぞれ、いろいろな思いが詰まっています。
そんな大切な衣服のダメージを和らげて長く愛用することができるよう、
購入後は迷わずクリーニングに出して、撥水加工を行うといいですよ!
もうこれで撥水はプロに決定ね!
なるほど、これで迷うことはないわね