つっちーさん、聞いてください。我が家、洗濯機が壊れてしまって。しばらく衣類すべてクリーニングに出そうと思うんです。
それは大変でしたね。
最近は、宅配クリーニングも充実してるから利用するつもりではいるんですけど、パジャマをクリーニングに出したことが無くて。出せるんですか?
パジャマはクリーニング可能ですよ。
今日は、意外と知られていないパジャマについてお伝えしていきます。
目次
もしかして汚い?一般的なパジャマの洗濯頻度
1回着たパジャマの洗濯頻度について迷うことってありませんか?
私は2~3日に一回でいいんですけど、夫が毎日変えたい人なので、毎日洗濯しています
どれくらいの頻度でパジャマを洗濯していますか?
①週に2~3回 35.4%
②週に1度 29.6%
③毎日 13.5%
その他 一か月に1回 1.7%
某サイトにて働く女性にアンケートを取った結果を見ると、
洗濯頻度「週2~3回」が1番回答数が多く、次いで「週1回」「毎日」となっています。
中には、10日以上洗わないという人もおり、
「2~3週間に1回」「1カ月に1回」という回答も見られます。
1か月そのままはびっくりです
睡眠時は500mlの汗をかく
人間の身体は、普通に生活しているだけで呼吸と汗として900mlの水分を失います。
そして、その900mlのうち約500mlが、睡眠中に汗として排出されています。
つまり、寝ているだけでペットボトル1本分の汗をかいているということ。
しかし、夏以外は起きたときに「汗かいたな」と思うことはそんなにないのではないでしょうか。
それはパジャマがしっかり汗を吸ってくれているからです。
最低でも週2~3回は洗濯
睡眠時にかく500mlの汗を吸ったパジャマは、できれば毎日でも洗濯したいものです。
しかし、天気や時間の都合上、そう毎日は洗濯できません。
それでも、週に2~3回の洗濯を心がけましょう。
1回着用した後に洗濯できない場合は、湿気を残さないように陰干ししてから畳むようにします。
まず乾かすことが、汗をかいた衣類に対する何よりの対策です。
素材別の洗い方
ポリエステル
合成繊維の中でもよく使われているポリエステルは耐久性に優れた素材です。
シワになりにくく、高い温度でも平気なため、乾燥機を使っても問題ありません。
速乾性があるので、天気が悪い日が続くときには心強い素材です。
柔軟剤で仕上げよう
合成繊維は柔軟剤を使ってふんわり仕上げましょう。
合成繊維は香りが残りやすい素材です。お気に入りの香りがする柔軟剤で仕上げたら、
リラックスタイムや眠りにつくときにふわっと香って心を癒してくれるかもしれません。
丈夫な合成繊維でも、天然素材と組み合わさっていたり、生地の織り方や編み方によっては、
洗濯方法に注意事項があることがあります。
また、合成繊維は生地同士がこすれることで毛玉ができやすいものもあります。
生地の傷みを防止するため、洗濯の際は洗濯ネットに入れましょう。
洗濯ネットを使用することで、型崩れも防止できます。
コットンやリネン
コットンやリネンなどの天然素材は、合成繊維よりも少し気をつかって洗濯する必要があります。
より丁寧に扱うと覚えておくと良いでしょう。
丁寧に洗濯するイメージ
間違った洗濯方法で衣類を傷めないように、まずは洗濯表示をチェックしましょう。デリケートな素材の場合、手洗いが推奨されることが多くあります。
洗濯機の使用が可能の場合でも、傷み防止のために洗濯ネットに入れて、
ドライコースや手洗いコースなどで洗いましょう。
コットンやリネンなどの天然素材の場合、染色してあると洗濯の際に色落ちする可能性があります。
他の衣類への色移りを避けるため、別に洗うほうが良いでしょう。
また、縮みやすい性質もあるため30度以下の水で洗います。
乾燥機の使用は生地が傷んでしまうので使用は避けます。
直射日光を避けて風通しの良い場所でしっかり陰干ししましょう。
洗剤は、オシャレ着洗い用の中性洗剤を使いましょう。
蛍光漂白剤や柔軟剤を使うのは避けないと、
天然素材特有の柔らかく優しい風合いや質感がなくなってしまいます。
シルク
天然素材の中でも、シルクは大変デリケートな素材です。
その繊細さを損なわないためにも、クリーニングに出すか、
自宅で洗濯する場合は手洗いするようにしましょう。
手洗いできるかの確認方法
まずは洗濯表示を確認しましょう。
家庭洗濯できない場合は、クリーニングに出しましょう。
手洗いマークのシルクは、洗濯機の手洗いコースやドライコースでも洗えないことはありません。
しかし、シルクは生地がとても繊細なので、手洗いのほうがシルク特有の光沢や柔らかさを維持できます。
洗濯する前に、目立たないところに水を垂らして5分くらい放置してみましょう。
その後、布で優しく叩いてみて、布に色が付くようならクリーニング店に出すことをおすすめします。
繊細なシルクは取り扱い注意ということですね。
シルクの手洗い方法
1.洗面器などに水を張り、中性洗剤を溶かす。
その中を泳がせるようにして洗いましょう。
洗う際に強い摩擦を受けると毛玉ができることがあるので、注意しなければなりません。
2.短時間で洗い、きれいな水に変えて手で押すようにしてしっかりすすぐ。
シルクはしわになりやすいデリケート素材です。
ぎゅっとしぼって脱水するよりも、タオルに挟むタオルドライで余分な水分を吸い取りましょう。
3.ある程度の水分が取れたら陰干し
直射日光が当たらないように注意が必要です。
シルク製品にオススメの宅配クリーニング
パジャマは基本的に、自宅の洗濯機で大丈夫ですが
シルクなどの繊細な素材のものはクリーニングを推奨します。
ここでは、シルク製品に対応してもらえるクリーニング店について
いくつか紹介していきます。
リネット
宅配クリーニングリネットは
シルク30%以上の製品に一律+220円(税込)でクリーニングしてくれます。
高くなりがちなシルク製品も安く対応してくれるますし
初回の方であれば30~50%オフになるキャンペーンを実施している時があり
さらに安く利用できます。
シルクブラウスは750円~ ワンピースタイプのものは1,430円~対応してくれますよ。
リコーべ
複数枚の衣類をまとめて依頼するパック料金制のリコーべでは
シルク製品であっても、1点としてカウントしてくれます。
そのため組み合わせる衣類によって一着当たりを安く抑えることができるのが
メリットです。
・シルクに関してはとても繊細な素材のためクリーニングを推奨
・自宅でシルクを洗濯する場合は手洗いで取り扱いにも注意する
ということがわかりました。
また、パジャマの洗濯頻度に関しては個人差が大きいということも
わかりましたね。
睡眠時には多くの汗をかくため、少なくとも週に2~3回は洗濯をオススメします。