敷ふとんをクリーニングに出したいけれど高い!
けれど、クリーニングに出さないと汚いままですよね。
どうにか少しでも安くすむ方法はないのか?
そこで、大手チェーンの布団クリーニング料金の比較と、ネットでの宅配クリーニングについて紹介したいと思います。
目次
大手チェーン4社の布団クリーニング料金の比較
※2020年7月時点での価格ですので変更される場合があります。
※対応していない店舗もあるので、持ち込む際は事前に確認しましょう!
うさちゃんクリーニング(東日本を中心に639店舗)
全て敷ふとんの料金です。
こ、細かい!計算するのが大変そうですが、注文する布団の組み合わせによっては細かくわけられている方がお得なんでしょうか?
オゾンクリーニングのきょくとう(関東~九州)
外部に委託しており、店舗ごとに価格設定が異なるため、ホームページに料金表はのっていませんでしたが、1枚3000円〜6000円の店舗が多く、相場と大きくかけ離れている、といったことはないようです。
事前にネットで見ることができないというのはある意味不安要素…料金を知りたい時電話で最寄りの店舗に聞かなくてはいけないのはなんだかハードルが高いです…。
ホワイト急便(全国)
+2000円で保管サービスを頼むこともできます。
我が家は冬に毛布を足すくらいで基本的に1年通して使う布団は変わりませんが、シーズンごとに使う布団をわけている場合は便利なサービスです。
ポニークリーニング(関東中心に750店舗)
サイズと種類で料金設定がされているので、素材をチェックしなくていいのが楽ですね。(タグをいちいち確認するのが面倒くさいの、私だけではないはず…)
知ってた?ネットでの宅配クリーニングサービス
布団のクリーニング代の相場についてはわかったけど、持ち込むのって大変…。
そんな時は宅配クリーニングサービスがおすすめです。
パソコンやスマホから注文できて、集荷、配達も全ておまかせの便利なサービスです。
様々な会社のサービスがありますが、例として利用者数の多いリネットとせんたく便の2つについて料金を比べてみたいと思います。
リネット
防ダニ防カビオプションは+1000円で追加できます。
シングル・タブルまでは料金表のとおりですが、クイーンは+500円、キングは+1000円の追加料金がかかるのと、6000円以下の注文の場合は3000円の送料がプラスになります。
(ちなみに、私はダブル以上の敷ふとんというものを見たことがないし、存在すら知らなかったのですが、どのような人が使っているのでしょうか?少し気になります。)
せんたく便
クイーン・キングサイズは1点で2点分とカウントされ、パックに入らなかったものについては1点4500 円となるようです。
リネットとは、防虫防カビ加工の料金に大きな差がみられますが、こちらは送料無料になっています。
ちなみに、先ほど紹介した大手チェーンのホワイト急便とポニークリーニングも布団の宅配クリーニングサービスを行っています。
ポニークリーニング
防ダニ防カビオプション希望の場合はこちらもチェック↓
※画像は両方期間限定の割引キャンペーン時の価格になっています。
ホワイトクリーニング
3枚で 13000円(送料込み)
両社とも送料込みなのは嬉しいポイントです。
特にホワイトクリーニングは宅配でも持ち込みでも値段が変わらないのでぜひ宅配で注文したいですね。
我が家で比較!持ち込みと宅配ではどっちがお得?
それでは、家の近くにホワイト急便(コインランドリー併設)のある我が家を例として比較してみたいと思います。(ちなみに中国地方住みです)
まず、敷布団の数ですが、私と夫と息子(1歳)の3人暮らしですので、シングル×2とベビー布団×1の計3枚となります。
ホワイト急便に持ち込んだ場合
ホワイト急便は素材を問わず価格が一定なので
3枚で14300円(税込み)となります。
うーん…ちょっと高いような…。
リネットで宅配クリーニングサービスを利用した場合
リネットも素材問わず価格が一定なので
シングル2枚で11800円+ベビー敷ふとん×1枚2500円+送料3000円=14300円
我が家は夫と息子がアトピー性皮膚炎なので防ダニ防カビオプションを+1000円でつけると…
計16524円(税込み)となります。
持ち込みより若干高くついてしまいました。宅配サービスは便利だけど、貧乏なので1円でも安さを追求したい我が家には痛い出費です…。そのぶん便利ではあるのですが。
(この後せんたく便でもシュミレーションしてみましたが、防カビ防カビオプション付きで税込み23328円でした)
つまり、宅配でも値段が変わらないホワイト急便が近所にある我が家の場合は、ホワイト急便に宅配で注文するのがベストということですね。
それでも高い…そんなあなたに裏技!
シングルの敷ふとん1枚の相場が3000円~だとして、1人分ならそこまで負担にはならないかもしれませんが、3人家族、5人家族、はたまた7人家族、となると痛い出費になってしまいます。
しかし、敷ふとんに水洗いOKの表記がある場合や生地が比較的丈夫な綿である場合は、コインランドリーで1000円ほどで丸洗いできます。
1枚1000円ですむなら、とてもラッキーですよね。
先ほど我が家を例に持ち込みと宅配でシュミレーションをしてみましたが、今度はコインランドリーで計算すると…
シングル2枚で2000円+ベビー布団×1をリネットで注文して5940円=7940円(税込み)
なんと、先ほどのシュミレーションでベストだったホワイト急便の宅配サービス利用の6360円も安くなりました。
これは嬉しいですね!
丸洗いなのでクリーニング同様に汚れが落とせるし、何より短時間で終わるのが嬉しいところ。
クリーニングに出したのはいいけど今夜寝る布団がない!なんてことにもなりません。
コインランドリーでの洗い方ですが、
1、シーツを剥がし、布団を長細く丸め、紐で縛ります。麻ひもや綿素材の紐がおすすめです。(紐で結ぶことによって洗うとき中綿が偏って布団がボコボコになってしまうのを防げます)
2、ネットに入れ、シングルの場合は15キロの洗濯槽に突っ込む。
3、脱水まですんだら、紐をといて、縦に半分に折り、今度は乾燥機に入れます。30~40分にセットし、終わったら次は反対に折って同じように30~40分乾燥させる。あまり普通の洗濯と変わりませんね。
4、以上です。時間的にはトータル2時間程度でしょうか。
持ち込み・宅配・コインランドリー、それぞれのメリットとデメリット
ここで、持ち込みと宅配クリーニングサービス、それぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
持ち込みのメリット:店員に質問がしやすい
持ち込みのデメリット:店舗まで持っていくのが大変
宅配のメリット:店舗まで持っていったり取りに行ったりしなくてよい(拘束されない)
宅配のデメリット:送料や注文数次第では割高になる場合がある、質問がしづらい
コインランドリーのメリット:安くすむ。2時間ほどで洗い終わって持って帰れる
コインランドリーのデメリット:盗まれる可能性がある。時間に拘束される。運ぶのが大変。生地によってはコインランドリーでは扱えない
私のように、布団を運ぶのが手間でない人、安さを追求する人はコインランドリーか持ち込みがいいかもしれません。
洗濯する間もないほど忙しい人や、枚数が多く、便利さや手軽さを求める人は宅配サービスをおすすめします。
お得に布団をクリーニングしよう!
布団は、洋服と違い、枚数、地域、素材、オプションによって料金設定が細かくわかれているので、クリーニングにだすのもなんだか尻込みしてしまいますよね。
まずは、自分が使っている布団の素材をチェックすることが重要です。
これから布団を買う人は、寝具に拘りがなく、維持費も安くすませたいなら、コインランドリーで洗える水洗いOKのものや綿のものを選ぶことをオススメします。
持ち込めそうか、宅配にするか、コインランドリーですむのか、自身の希望にあった、安いクリーニング方法が見つかるといいですね。