共働きのご夫婦では仕事と家事の両立をしなければならなくなり、どうしても奥様の負担が多くなりがちですよね。

特にどちらもフルタイムで働いている場合で、尚且つ家事の分担がうまく行っていない場合に「仕事で疲れて家事ができない」といった問題が起こりやすくなります。

筆者も共働き主婦で、ほぼフルタイムで働いた後に息子のお迎えをして、クタクタになりながら料理・洗濯をする毎日にストレスを抱えていました。

夫が隣でテレビ番組を見ながらゴロゴロしているのを見て、「女だからと家事を押し付けられている理不尽さ」に苛立つ毎日で、夫とは最近ギスギスしてきました。

悪いこととは重なって起こるものなのか、家事育児ののストレスで円形脱毛症になってしまい、毎日禿げている部分を隠すために髪を不自然なくらい固めなくてはならなくなりました。

しかし、あることを実践してから、これまで家事でストレスを抱えてたのってなんだったんだろう?という程に家事が楽になりました。

皆さんには私のように家事で身体を壊してほしくないので、この記事で解決法をご紹介していきますね。

目次

解決策①夫と家事を分担しよう

日本では「家事は女性がするもの」という先入観が未だに根づいており、夫に家事を任せすぎると罪悪感を感じる奥様もいるかと思います。

しかし、罪悪感を感じる必要はありません。

共働き夫婦の家事の仕方は、フィンランドなどの北欧に学ぶことができます。

北欧では、夫婦二人で不公平のないように家事を分担するのが主流です。
夫婦の料理が上手い方が食事を作り、洗い物をあまり出さないように、食器は基本ワンプレートで済ませます。

……とは言っても、旦那さんからの理解が得られなければ、家事の分担はできませんよね。

うちの夫は口では「手伝うよ」と言ってくれるのですが、私より遠い所の会社に通っているため通勤時間がかかり、その分疲れも出るのか、「今は無理」と分担を拒否されてしまいました。

解決策②夫に積極的に家事をしてもらう方法

夫に手伝ってもらう方法は、奥様が専業主婦だったり、ごく短時間のパート勤務だと厳しいです。
夫は仕事を、妻は家事をお互いに担当していて、フェアな状況ですよね。

もし、旦那さんが分担に乗り気なら、下記の3つを試してみてください。

・最初は夫の得意分野のことで手伝ってもらいましょう。

・夫のしてくれたことに笑顔で「ありがとう」は欠かさずに言いましょう。

・自分のやり方と違っても絶対に口出しをしないことがポイントです。

上記3つを繰り返すことで、夫が進んで家事をしてくれる可能性は高くなると思います。
洗濯物の干し方や畳み方が違っても気にしないように努めましょう。
してくれたことに対して口を挟んでしまうと、今後手伝ってくれなくなる可能性があります。

私の夫は力持ちで、夫の休日に「私が洗濯してる間に、ふすまの荷物整理をして!」というように同時に分担するようになりました。
そうすると、自然とお互い感謝の気持ちが湧いてきて「ありがとう」を言い合います。
こうすることで、二人で休む時間が増えました。

あなたの旦那さんの長所はなんだろう?
とわからなくなったら、重いものを持ってもらったりすればいいと思います。
一般的には、女性より男性の方が体力がありますからね。

解決策③便利な生活家電などを取り入れる

最近は安いルンバも出てきましたし、購入を検討してはいかがでしょうか?
我が家でも猫に乗られながら活躍してくれています。
やはり動物を飼っていたりすると、毛が気になって毎日掃除機をかけていて面倒だったのですが、ルンバを導入してからは板の間の掃除をしなくてもピカピカにしてくれてとても助かっています。

 

食器洗いは食洗機に任せて、料理は電子レンジやフードプロセッサー、圧力鍋で楽にできますよ。
私の使っている食洗機はコンパクトでメンテナンスがすごく簡単で、気に入っています。

電子レンジには色々な便利機能が付いているものがありますよね。
私はケーキを焼ける電子レンジを買ったのですが、オーバースペック&高電力過ぎて、アースが付いてる物を選んでしまいました。
その後、クーラーのコンセントを抜いた所に電子レンジのアースをつけることにしました。
結果、夏にクーラーを使えない事態が発生して大失敗でした。

便利な機能の付いている電子レンジを購入する時は、ご自宅でアース付きのコンセント差し込み口がどこにあるか確認してからにすることをオススメします。

解決策④プロ業者の手を借りる

排水口の掃除は年に数回ダスキンに来てもらうと、ご自身で掃除するよりも綺麗になります。

食卓便は、面倒くさがりな私が利用し始めた「料理手抜き法」です。
食卓便を利用すると、そもそもお料理を作らなくて良くなりますよ。
お惣菜を家に届けてもらうため、買い出しに行く回数も減るので、身体が疲れづらくなりました。

宅配クリーニングは自宅にいながら注文したり、ワイシャツの受け渡しができて便利です。

家事代行サービスは利用時間に他の主婦に来てもらう感覚で気軽に利用できます。
先日、私の29歳の誕生日に夫が家事代行サービスを頼んでくれて、その日から体調が良くなったんです。
仕事・家事・育児で毎日休む暇もありませんでしたが、やはり、主婦にも休暇は必須だと思い知らされました。
面倒で手をつけていなかったシンクにこびりついたカビも綺麗に掃除してくれて、家中大掃除できた気分でしたよ。

また、家政婦さんを雇うという手もありますね。

「自宅に他人を入れるのが不安」という方もいらっしゃると思います。
家政婦など「内にいる外の人」は、雇う側の偏見によって窃盗事件で捕まりやすいですが、物を取るような悪い人はほとんどいません。

現代より家政婦が一般的だった中世フランス国内では窃盗容疑で訴えられる家政婦が年に13人程度いました。
しかし、実際に有罪になるケースは多い年で2件程でした。

共働きのために無理をし過ぎて夫婦どちらかが体調を壊したり、失業したり、離婚の危機に陥ることもあるのですから、その前にこうした家事のプロを信頼してうまく頼ることも考えてみてくださいね。

最後に

今回のまとめ
・夫と家事を分担する
・夫に積極的に家事をしてもらう
・便利な生活家電などを取り入れる
・プロの業者さんの手を借りる

フルタイムで働いてクタクタになった後に夕飯を作って洗濯物をして……
更にお子さんがいると休む暇もないほど大変ですよね。

今回紹介した「家事の負担を軽減する方法」を実践して、私は家事で時間を取られることはほとんどなくなりました。
空き時間は家族と一緒に過ごしたり、仕事の疲れを癒す時間にあてられ、すこし家族に優しくできるようになった気がします。