来客の予定があったので、「よしっ!座布団を洗ってみよう」と思ってはじめて座布団の洗濯にチャレンジしてみたんです。
でも、「座布団なんて洗濯機でふつうに洗えばいいんでしょ!」くらいに思って、ちゃんと調べもせず独断だけで洗濯をしてみたら失敗して、座布団がゴワゴワになったりペチャンコになってしまいました…。
お気に入りの座布団だったし、来客用の大切な座布団だったので「ちゃんと調べてから洗濯すれば良かった…」と後悔しました。甘くみてました。
急ぎだったので、買い替えが間に合わず、仕方なくその座布団を敷いたのですが、お客さんは足が辛そうでした…申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
あとは、ウチの猫はお気に入りの座布団があって、いつも同じ座布団を愛用していたのですが、ゴワゴワのペチャンコになった座布団の上で、とても寝苦しそうにしていたので、「かわいそうなことをしちゃったな…」と思いました。
あなたはそんな思いをしなくて済むように、座布団の種類についてや洗い方を紹介しますね。
座布団は、汚れが見た感じだけではわかりずらいかも知れませんが、実はホコリ・ダニや雑菌など意外と結構汚れやすいものなので、これを機に小まめな洗濯を。
目次
綿の座布団は踏み洗いがオススメ
綿の座布団は、お風呂場で「踏み洗い」をするのがオススメです。
私は、手で押して洗ったことがあるのですが、「押し」があまくて、汚れを取りきれませんでした…。足でしたほうが、その分重さがかかって汚れをしっかり押し出したり濯ぎや
脱水をしやすくなります。
用意するもの
・座布団
・バスタブ
・洗濯用洗剤
・ぬるま湯
バスタブに座布団を浸ける
バスタブに座布団が浸かるまでのぬるま湯を入れて、洗濯用洗剤をしっかり溶かしてから座布団を入れます。
5分間、座布団の上でやさしく足踏みをします。
私は、強く足踏みをしたら座布団を傷めてしまいました…。
ぬるま湯をかけながら濯ぎをする
濁りがなくなるまで、ぬるま湯をかけて足踏みをしてを数回繰り返します。
私は、濯ぎがあまかったので、汚れがしっかりと落ちませんでした…。
足踏みをして脱水する
座布団の上で全体的にまんべんなく足踏みをして、しっかりと脱水します。
私は、脱水があまかったので、ベランダまで持ち運ぶのが大変だったのと、乾くまで時間がかかってしまい、雑菌臭や生乾き臭がしてしまいました…。
座布団の素材に要注意!
表布が「シルク素材」の場合は、縮んでしまったり色落ちしてしまうのでご注意を。
また、低反発タイプに使用されている「ウレタン素材」の場合は、水に濡れると水分を吸ってしまいボロボロになってしまう可能性があるのでご注意を。
さらに、「ポリエステル素材」のものは、水洗いできますが、洗濯機で洗うと縫い目がダメージをうけて型崩れしてしまう可能性があります。
タグの洗濯表示を事前チェック!
左端のように、桶のマークがある場合は「水洗いOK」、手のマークがついている場合は「手洗いならOK」ということです。
座布団の素材別の洗い方
ムートン素材
ムートン素材は、洗濯機で洗濯可能な場合がありますが、手洗いのほうが無難です。
用意するもの
・座布団
・ぬるま湯
・シャンプー
・コンディショナー
・ブラシ
ぬるま湯に、シャンプーを1プッシュ入れてよく泡立てる
私は、汚れを落としたくてシャンプーを多めに入れたら、濯ぎに時間がかかってしまい逆効果でした…。
揉み洗いをする
汚れがひどい場合はブラシで取り除きます。
ぬるま湯でシャンプーを落とす
手で軽く絞ったり、足で踏んで水気をしっかりきる
ぬるま湯にコンディショナーを1プッシュ入れる
コンディショナーをぬるま湯でしっかり薄めて、座布団になじませます。
私は、コンディショナーを入れすぎたため、ベタベタになってしまいました…。
軽く揉み洗いをする
私は力いっぱいに擦ったら、座布団が傷んでしまいました…。
手で軽く絞ったり、足で踏み洗いをする
ここでしっかりと水気をきって脱水します。
風通しのいい場所で、「影干し」をする
扇風機やサーキュレーターを使って、人工風をあてると乾きが早くなるのでオススメですよ。
日頃の手入れ ~カビの予防法~
カビの予防をする方法は、いくつかあるので紹介しますね。
生乾きのまま収納しない
カビは湿った場所が大好きなので、生乾きのまま押し入れなどに収納するとカビが生えやすくなってしまうんです…。しっかり乾かしてから収納を。
小まめに干す
座布団を小まめに干して、湿気を蒸発させるうことが大切です。
干せないときは、座布団を壁に立てかけておくだけでも効果的です。
カビが大好きな湿気を溜めないこまないことがポイントです!
裏表両方とも通気性をよくするために、途中で座布団を引っくり返して干します。
風をあてる
座布団だけじゃなく、座布団っを収納する場所にも定期的に風を通します。
押入れやタンス・クローゼットなどを開けて、自然風をあてたり、扇風機やサーキュレーターのような人工風をあてることによって、カビの発生を防ぐことができます。
座布団にカビが生えてしまったときは?
サテン素材の場合は、天気がいい日に窓を開けて座布団を干します。
あと、固く絞った布でやさしくていねいに擦ります。
これで落ちなかった場合は、「酸素系漂白剤」がオススメです。
カビが取れたら、いつも通りに洗濯をします。
私は、曇りや雨があがったあとに座布団を干したら、カビ臭さが取れるどころか悪化してしまいました…。
洗濯機で座布団を洗う場合は、型崩れを防ぐために洗濯ネットに入れるのがオススメです。
私は、面倒くさがって洗濯ネットに入れなかったら型崩れしてしまいました…。
座布団は他の洗濯物に比べてやや大きめなので、洗濯機を回している途中に偏ってしまい洗濯機が停まってしまう可能性があります。
なので、バランスがとれるように、座布団を2枚左右対称にして入れたり、バスタオルやクッションなどといっしょに洗濯するのがオススメです。
隙間ができないように、洗濯機に入れるのがポイントです。
洗えない座布団の場合は、以下の方法がオススメです。
用意するもの
・座布団
・水
・重曹
・スプレーボトル
・ブラシ
・タオル
洗えない座布団の場合は、重曹がオススメです。
水(500cc)に重曹(大さじ2杯)を混ぜて、「重曹水」をつくります。
座布団に、スプレーをして2~3分間おいて、ブラシでやさしくていねいに擦り落とします。カビが取れたら固く絞ったタオルなどで重曹水を落とします。
カビが取れたあとの処理
再びカビが生えてこないように、「エタノール」をカビが生えた場所にスプレーします。
スプレーをすることによって、座布団の中に残ったカビの胞子や根っこを死滅させることができるのです。
まとめ
・綿の座布団は踏み洗いがオススメ
・座布団の素材に要注意!
・座布団の素材別の洗い方
・日頃の手入れ ~カビの予防法~
・座布団にカビが生えてしまったときは?