また子供の洋服に食べ残しが残っているわ。
しかもミートソースみたい。目立つしなかなか落ちないのよね。
私もこの間お気に入りのお洋服、カレーで汚してしまいました。
面倒で放置していたら、手洗いでゴシゴシしてもなかなか落ちません。
食べこぼしのシミを落とすのって面倒くさいですよね。
日頃の家事や仕事がただでさえ大変なのに、その上ゴシゴシ洗ったりするなんて
その汚れを放置したい気持ちよく分かります。
しかしその反面、せっかく気に入って買った洋服だからきちんとケアをしたいですよね。
せっかくのおしゃれな服もそのシミひとつで残念な印象になることもあります。
自分も子供もお気に入りの服はやはり綺麗な状態で着たいですよね。
我が家ではよく漂白剤を使います。
確かに漂白剤は便利ですよね。
つけておくだけでするっと汚れを落としてくれます。
ゴシゴシしないで放置するだけなんて、すごく便利ですよね。
その反面、漂白剤は使い方を間違えると
黄ばみの原因になったり伸縮性がなくなったりする場合があります。
もしかして、シャツの襟の部分が黄ばんでしまったのも漂白剤を使い過ぎが原因でしょうか。
全ての汚れに効く万能薬はないのですが、ちょっとしたひと手間で
あとのお手入れをぐっと楽に出来る場合があります。
無駄な労力と出費を抑えてその分趣味や楽しい事に時間を費やしましょう。
目次
ステップ1 汚れをすぐみつけた場合
まずお出かけ先でシミをつけてしまったらすぐ拭き取ることが大事です。
汚れを放置すればするほど、繊維の中に染み込んだり落ちにくくなるため
早め早めの対処がポイントです。
掃除のコツって色々あるけど、ひとつは「使ったらサッと掃除すること」。
例えば台所周りの油汚れ。時間が経つほど汚れが固まる上に、次の汚れが重なることで雪だるま式にどんどん掃除しづらい状況になる。これは洋服の食べこぼしのシミにも似てる。
使ったらすぐに掃除を習慣化すると結果的に時短。
— あっちゃん@お掃除姉さん (@OsoujiNesan) August 26, 2021
ユニクロのジョガーパンツ、何がいいって、ゆるっとした着心地よりも何よりも、食べこぼしのシミがすぐ取れるところだよね
今日コーヒーこぼしたけど、濡れティッシュでトントンするだけで、乾いたら完璧に取れてたからね
— まろろメロンパン (@maroromeron) March 1, 2017
その時注意したいのが、ゴシゴシ拭くのではなくティッシュで汚れをぽんぽんと叩きます。
汚れを落としたいあまりゴシゴシしそうになりますが、逆にひろがる原因になります。
また水溶性の汚れか油溶性の汚れかでその後の応急処置が変わってきます。
①水溶性の汚れの場合
水溶性の汚れとは、お茶・醬油・ソースなど水に溶けやすいものが原因でできたものです。
ティッシュでぽんぽんと叩いたあと、水を含んだタオルで汚れを吸収します。
比較的落としやすいのですが緑茶やビールなどの飲み物でもシミになる場合が多いので
こぼしてしまったと思ったらこのような処理が必要になります。
②油溶性の汚れの場合
油溶性の汚れとはチョコレートやミートソースなどに含まれた油が原因でできたものです。
まず固形物を取り除いたあと、食器用洗剤を含んだティッシュで汚れを叩き出します。
外出先であれば、石けんでもOKです。
ドレッシングは液体だから、水溶性の汚れかしら。
実はドレッシングは油が含まれているので油溶性の汚れです。
間違いそうになるものもありますが、基準としては「液体だから水溶性の汚れ」ではなく
「液体でも固形でも油が含まれているかどうか」で判断した方が分かりやすいかもしれません。
ステップ2 汚れてから時間が経ってしまった場合
食べこぼしの場合、衣類用洗剤よりも食器用洗剤で落とします。
食べこぼしの汚れは油を含んでいることが多く、汚れを浮かしてとると落としやすくなります。
食べ物別 落とすポイント
①カレー:仕上げは必ず天日干しに
黄色の汚れ(クルクミン)は紫外線により色素が分解されます。
②ミートソース:クレンジングオイルと食器用洗剤を1:1で混ぜて落とす
油の分解が必要になるため、クレンジングオイルと食器用洗剤のダブルで落とします。
それでもダメな場合、酸素系漂白剤をつけて洗濯をします。
ケチャップだけでも落としにくいのに、油を含んでいるからミートソースは厄介なのね。
まとめ
①ティッシュでぽんぽんと汚れを叩く。
②水溶性の汚れの場合、水を含んだタオルで汚れを吸収する。
③油溶性の汚れの場合、石けんや洗剤を含んだティッシュで汚れを叩き出す。
いかがでしたでしょうか。
汚れがついた直後に処置をするのが一番ベストで、すぐ処置する事により大体の汚れが落ちます。
とはいうものの、子供の服や席を外せない食事会など泣く泣く放置せざるを得ない場合もありますよね。
その場合はクリーニングもオススメです。
クリーニングは、油汚れに強いので自宅では落とせなかった頑固な汚れもするっと落とせる場合もあります。
どうしても自宅で落ちない汚れは無理矢理落とすのではなく
プロのお手入れも試しつつ洋服を長持ちさせてはいかがでしょうか。
以上、食べこぼしの洗濯方法でした。